長谷部、ワールドカップ3次予選豪州戦を振り返る「頑張ったリハビリの結果がこれで非常にうれしい」

日本代表MF長谷部誠　写真提供:Getty Images

　日本代表MF長谷部誠が8月31日に行われたワールドカップ3次予選、対オーストラリア戦後にインタビューに応じ、コメントを残した。

「スタジアムもね本当に素晴らしい雰囲気を作っていただいて、テレビの前のみなさんもね日本1つとなって取ったW杯の切符だと思っています。（ケガで離脱していたことについて聞かれ）ケガをしてチームに迷惑をかけましたし、今日僕自身のプレーもね、少し危ない場面でボール失う場面たくさんあり、ちょっとチームに迷惑かけましたけど、この8月31日を目標に個人的にはねリハビリをやってきたので、まあその結果がこれで非常にうれしいです」　

　キャプテンとして日本代表を牽引してきた長谷部誠。このW杯出場をキャプテンとしてどんな言葉で報告するかと聞かれると、「今日ピッチに立ったメンバーだけではなく、本当に多くの選手、それからチームスタッフ、そしてサポーターのみなさんとね共に勝ち取ったW杯の切符だと思います」と語った。

「このチームは最終予選初戦で敗れて、（初戦を）敗れたチームは難しいというジンクスがありました。そういうなかでもこれを覆してきたんで、また僕たち大きいことしていきたいと思うんで、またサポートをお願いします」

　次戦のサウジアラビア戦、W杯本選への決意を聞かれると「今日は喜んで。そして、この切符を取ったことでまた新たな競争といいますかね」と今夜は喜びに浸ることを明かした。

「本当に予選戦ったからW杯に出れるって選手は誰もいないと思うので、また新たな戦いというかね、そういう部分で頑張っていきたいと思います」

　最後にサポーターへのメッセージも残している。

「本当に今日ワールドカップの切符を得たこと、それは非常にうれしく思いますが、またここから来年のW杯に向けて新しい競争が始まります。今ここにいる誰より長く出場する保証はないと思っています。みなさんの本当に厳しい、温かい声援が自分の力になるんでこれからもサポートよろしくお願いします。本当にありがとうございました」

　長谷部は中盤の底で先発出場。アンカーの位置から相手の攻撃を摘み取り、チームの無失点に貢献した。