プレミアリーグ サウサンプトン

ファン・ダイク、リバプール移籍は泥沼の様相。契約内容破棄のため代理人を解雇

 サウサンプトンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクのビッククラブへの移籍が泥沼の様相を見せているようだ。27日、英紙『インディペンデント』が報じている。

 ファン・ダイクにはかねてからリバプールなどが獲得に関心を寄せていたが、不当な接触があったことがわかり、同クラブが謝罪を発表する事態となっていた。しかし、ファン・ダイクは移籍を諦めておらず、クラブに移籍の希望を伝えたようだ。

 サウサンプトンとファン・ダイクは昨夏に6年間の新契約を結んでおり、最初の2年間は他チームへの移籍を行わないことを保証することが契約に盛り込まれていたため、サウサンプトンは移籍を容認できないとしている。しかし、ファン・ダイクは12月にこの契約を破棄するため代理人を変更していたようだ。ただ、依然としてサウサンプトンに放出の意思はないとみられている。

 ファン・ダイクにはリバプール、チェルシー、マンチェスター・シティなどが獲得に動いているようだ。しかし、同選手と代理人はリバプールへの移籍を希望しているようだ。全体練習への不参加などサウサンプトンとの確執が広がり続けるファン・ダイク。泥沼の移籍劇の行方に大きな注目が集まっているようだ。