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ミラン幹部、ボヌッチ加入の舞台裏語る「彼の獲得はプランに存在しなかった」

 ミランのマッシミリアーノ・ミラベッリSD(スポーツディレクター)はイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ加入について語っている。7日、イタリア『Rai Sport』が伝えている。

 ミラベッリSDはボヌッチを獲得するまでの経緯について、「私は代理人のアレッサンドロ・ルッチ氏と他の選手について話をしていたが、その時にボヌッチを売り込んできたときには冗談かと思った。マルコ・ファッソーネCEOにもその話は数日間していなかった」と語っており、当初は同選手の獲得はプランに存在していなかったものとみられる。また、同氏は「ボヌッチが移籍を志願していることが本当だと分かったときには、我々は素早く交渉をまとめることに努めたよ」ともコメントしており、まさに電撃移籍だったことを明らかにしている。

 ボヌッチは今夏ミランの9人目の新戦力として、ユベントスから移籍金4000万ユーロ(約52億円)+ボーナス200万ユーロ(約3億円)の電撃移籍で加入し、新生ミランのキャプテンに就任。また今月5日には同選手の契約に関する債権の届け出が確認されたことにより、公式戦への出場が認められている。