フィオレンティーナ ラ・リーガ

ユニフォームからスーツへ。トッティ、ルイ・コスタ、クライファートらクラブ幹部に参画したレジェンド7選

パベル・ネドベド(ユベントス 副会長)

パベル・ネドベド 写真提供:Getty Images

名前:パベル・ネドベド
現役引退年:2009年

経歴(選手時代)
1990-1991 ヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)
1991-1992 デュクラ・プラハ(チェコ)
1992-1996 スパルタ・プラハ(チェコ)
1996-2001 ラツィオ
2001-2009 ユベントス

主な獲得タイトル
セリエA(1999/2000:ラツィオ 2001/2002、2002/2003、2004/2005、2005/2006:ユベントス)
コッパイタリア(1997/1998、1999/2000:ラツィオ)

経歴(現役引退以降)
2012-2015 ユベントス スポーツディレクター
2015-   ユベントス 副会長

 ネドベドはラツィオで1999/2000シーズンに国内2冠達成に貢献するもクラブの財政難により2001年夏にユベントスへ移籍すると、派手さはないものの常にハードワークを厭わない姿勢でファンの心をつかむ。加入2年目の2002/2003シーズンにはCL優勝のチャンスが巡ってきたものの、累積警告で決勝に出場できず、チームもPK戦の末に敗れている。

 このシーズン終了後にネドベドはFIFAバロンドールを受賞すると、以降も主力としてチームを牽引。ユベントスが2006年夏にカルチョポリによってセリエB降格の処分が下り、数多くの主力選手が退団する中でも、GKジャンルイジ・ブッフォンやFWアレッサンドロ・デル・ピエロなどとともにクラブを再び欧州トップレベルに引き上げるべく残留を決断する。そして2009年夏に現役引退を発表すると、ユベントスのスポーツディレクターを務めた後、2015年10月に副会長に選出されている。

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