サンプドリアのパトリック・シック 写真:Getty Images
サンプドリアに所属するチェコ代表FWパトリック・シックのユベントス移籍が破談したようだ。両クラブが18日に公式声明を発表した。
昨シーズン、11ゴールを決めサンプドリアの10位フィニッシュに貢献した21歳の若きウインガーは先月、トリノを訪れ、メディカルチェック通過後に2500万ユーロでの移籍が発表される見通しとなっていた。通常、メディカルチェック実施の数日後には獲得発表が行われるが今回の移籍に関しては発表が行われていなかったため、メディカルチェックの際に何らかの問題があったためではないかという憶測が飛び交っていた。
サンプドリアのマッシモ・フェッレロ会長は「彼は健康で、プレー可能である。しかしヨーロッパサッカーにおける原石に対するイメージダウンを懸念しなくてはならない」とメディアに語り、今回の移籍破談による副作用を心配している。サンプドリアに残留するのか、はたまた一転して新天地を求めるのか、今後の動向に注目が集まる。
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