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国際サッカー連盟副会長ビジャール氏が逮捕。息子らと不正資金流用か

 国際サッカー連盟(FIFA)副会長でスペインサッカー連盟会長(RFEF)も兼任するアンヘル・マリア・ビジャール会長とその息子らが資金横領などの疑いで逮捕された。18日、スペイン『エル・パイス』など複数メディアが報じた。

 元スペイン代表でアスレティック・ビルバオなどでプレーしたことでも知られるビジャール氏。引退後はFIFAとUEFAの副会長を歴任。2010年FIFAワールドカップ、2度の欧州選手権制覇というスペイン代表黄金期に同国サッカー連盟会長に就任していた。

 スペインの高等裁判所によると、ビジャール氏がRFEF(同国サッカー連盟)の文書の改ざんと資金の不正流用に関与した疑いがあるという。また、FIFAとUEFAで重役を務める同氏の逮捕によって、両連盟の資金不正流用が明るみになる可能性もあるようだ。