レアル・マドリードはU-21欧州選手権でMVPを受賞したベティスMFダニ・セバージョス獲得に迫っている。8日、スペイン『アス』などが報じた。
ベティスとの契約を2020年まで残している同選手だが、バルセロナとレアル・マドリード、ユベントスらが獲得を熱望。ベティス側は本人の意思を最大限に尊重すると報じられており、今夏の移籍が確実となっていた。
現時点で獲得競争はマドリードが一歩リードしている。すでにセバージョスの代理人へオファーの詳細を送っており、マドリードのGDを務めるホセ・アンヘル・サンチェス氏と会談を重ねている。7日の会談中にマドリードは代理人に24時間以内の返答期限を設けており、交渉成立の是非は日曜日には発表されるようだ。マドリードは同選手を「ルカ・モドリッチの後継者」として5年から6年の長期契約を締結することを望んでいるという。
一方、バルセロナはイタリア代表MFマルコ・ベッラッティの獲得に失敗し、セバージョスにターゲットを切り替えたようだ。しかし、本人はマドリード行きを望んでいるため獲得は困難を極めている。セバージョスの契約解除金は1500万ユーロ(約19億円)だが、マドリードは1700万ユーロ(約22億円)から2000万ユーロ(約25億円)の間で正式オファーするとみられている。
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