代表チーム ポルトガル代表

ミラン復活の鍵を握る“Cロナ後継者”アンドレ・シウバとは何者か。プレースタイルや生い立ちを解説 【TRIBE SCOUT】

経歴

2013-2014 FCポルト
2017-   ミラン

 アンドレ・シウバは2015年12月29日のタッサ・ダ・リーガ(ポルトガル国内カップ戦)にフル出場してトップデビューを飾ると、4日後にはプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)でもデビューを果たす。当初はセンターフォワードで4番手と控えに甘んじていたが、2016年1月における現在スペイン代表監督を務めているフレン・ロペテギからジョゼ・ペゼイロへの監督交代やライバル選手のレンタル移籍を機に、より多くの出場機会が巡ってくる。そしてこのシーズンの最終節でトップチームでの初ゴールをマーク、さらにはタッサ・デ・ポルトガル(国内カップ戦)決勝では2点ビハインドのから2ゴールを決めて延長戦に持ち込む活躍を見せるなど、良い形でシーズンを締める。

 2016/2017シーズンはクラブの期待を背負って10番を背負いトップチームの主力としての立場を確立。新たに6000万ユーロ(約74億円)の契約解除条項付きの5年契約を結ぶ。チャンピオンズリーグ・プレーオフでのローマ戦でCLデビューを飾ると、いきなりPKによるゴールを挙げる。欧州の舞台で8試合出場4ゴール2アシストとインパクトを残したことによって、レアル・マドリードやアトレティコ・マドリードなどが動向を注視するようになる。また9月にポルトガル代表デビュー以降、クリスティアーノ・ロナウドと2トップを組むこともあり、そのクリスティアーノ・ロナウドが自身の後継者に推すほどの能力を代表でも発揮していた。一方、プリメイラ・リーガでも32試合出場16ゴールをマークするなど、シーズンを通してフル稼働を見せた。

 そして2017年6月13日、アンドレ・シウバは移籍金3800万ユーロ(約47億円)でミランへの電撃移籍を果たした。ミラノの地でもかつての10番を背負うとみられている。

2016/2017シーズン 成績

【プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)】
出場試合数:32
ゴール:16
アシスト:6

【チャンピオンズリーグ ※プレーオフも含む】
出場試合数:10
ゴール:5
アシスト:2

【タッサ・ダ・リーガ(ポルトガル国内カップ戦)】
出場試合数:2
ゴール:0
アシスト:0

【公式戦】
出場試合数:44
ゴール:21
アシスト:8

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