ラ・リーガ バルセロナ

リバプール、バルサの「コウチーニョに285億円要求」主張を全否定。破談理由を説明

 リバプールとバルセロナの争いは終わることがなさそうだ。3日、英紙『テレグラフ』が報じている。

 今夏バルセロナが獲得を画策したリバプールのフィリペ・コウチーニョだが、結局クラブ間合意に至ることなく移籍破談に終わった。バルセロナのアルベルト・ソレールSDがリバプールが法外な移籍金を求めたことを糾弾したが、リバプールがその発言を真っ向から否定。事態はますます混沌としている。

 ソレールSDは「リバプールは移籍金2億ポンド(約285億円)を要求してきた。論理的に考えて受け入れられるわけがない」と主張。移籍破談の理由が法外な移籍金にあると明かしていた。

 しかし、英紙『テレグラフ』によればリバプール関係者はこの発言を「明らかな間違い」と全否定しているようだ。コウチーニョ移籍が破談に終わった理由は、リバプールが同選手を売りに出しておらず、価格自体をつけていなかったことであると主張している。

 ネイマールを守ることができなかったバルセロナに対してコウチーニョを守り切ったリバプール。両者の攻防は未だ収束を迎える気配はない。