
ミランからチェルシーへの移籍完了が目前に迫っているアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン。今回はミランでは思うような活躍ができず、半年でクラブを去ることになった同選手が、チェルシーで輝きを取り戻す5つの理由をご紹介する。

サッリとの再会
ナポリ在籍時代に35試合のリーグ戦で36ゴールを記録したイグアイン。この時の監督が現在チェルシーで監督を務めるマウリツィオ・サッリだ。今回の移籍劇もサッリがイグアインを求め、イグアインもサッリを求めた面が少なからず影響して実現した。イグアインは恩師の下で自信を取り戻すことができるだろう。

プレミアに最適?な体格
しばしばフィットネス面が話題になるイグアイン。ただ、セリエAで問題視されたオーバーウエイトもプレミアリーグで生き残るためには必要な部分だろう。よりフィジカル面での勝負が強くなるプレミアリーグにおいて、体重は重要な要素だ。

チームメイトのクオリティ
ミランにおいて、世界レベルでイグアインにパスを供給できる選手はスソだけだったと言ってもいいだろう。これはミランが抱える根本的な問題であり、ミランの背番号9が苦しみ続けている原因の1つでもある。しかし、チェルシーにはエデン・アザール、ペドロ・ロドリゲス、ウィリアンなど前線で起用に振舞える選手、ダビド・ルイスのようにフィード力に定評のある選手、マルコス・アロンソのようにサイドから鋭いクロスを供給できる選手たちがいる。得点機会は必ず増えるはずだ

適正ポジションのアザール
現在、1トップに信頼できるFWがいないことで、アザールが中央のポジションでプレーする機会が多くなっているチェルシー。しかし、イグアインの加入により、アザール慣れ親しんだポジションに帰ることができるだろう。無限にファウルを獲得し、2ライン間で相手の守備組織を破壊するアザールのほうが格段に怖い。
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