チェルシーのスペイン代表FWアルバロ・モラタはアトレティコ・マドリード行き間近に迫っているようだ。現地時間16日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』をはじめ複数メディアがこれを伝えている。
2017年夏にレアル・マドリードからチェルシーに加入したモラタの去就を巡っては、今季はここまでリーグ戦で11試合の先発出場にとどまるなど出場機会を得ることができず、今冬でのクラブ退団が既定路線となっていた。
また移籍先候補にはセビージャの名前が挙がっていたものの、同選手の高額年俸が障壁となり交渉が難航。その中、アトレティコが争奪戦に加わり、間もなく個人合意に達する見込みとなっているようだ。
ただモラタのアトレティコ移籍が成立するためには、チェルシーがミランからアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得した場合に限る模様。
現地時間16日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナでは途中からピッチに立った同選手ではあるが、ミランがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えていることから高額年俸のイグアインのレンタル打ち切りを望んでいる模様。
またシーズン後半戦の所属クラブとして、恩師・マウリツィオ・サッリ監督率いるチェルシーが半年のレンタルでユベントスから獲得するものとみられる。
なおミランはイグアインの後釜としてジェノアから現在セリエA得点ランキング2位であるポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクを4000万ユーロ(約52億円)による買い取りオプションが付帯した半年間のレンタルでの獲得を狙っており、ストライカー同士の大規模な玉突き移籍が発生するかもしれない。
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