ラ・リーガ セビージャ

元ミラン指揮官が古巣ローマ電撃復帰か。CL16強進出もリーグ戦で不振

ローマは現在率いているエウゼビオ・ディ・フランチェスコからビンチェンツォ・モンテッラへの指揮官交代を健闘しているかもしれない。現地時間30日、イタリアメディア『CalcioNews24』が伝えている。

ローマは今季、ここまでリーグ戦で勝ち点19の7位と上位につけているナポリ、インテル、ラツィオから後れをとっている状況となっており、11月の代表ウィーク明け初戦のウディネーゼ戦では0-1と不覚をとっていた。

また同クラブは今週なかばにチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ突破を決めたものの、12月にインテルやユベントスといった上位陣との対戦を控えており、今シーズンの今後を占う上で非常に重要な1ヵ月となると予想されている。

その中、現在率いているディ・フランチェスコ監督に9月末に続き再び解任の可能性の噂が伝えられている模様。後任候補として昨季までボローニャを率いていたロベルト・ドナドーニ氏やチェルシーを率いていたアントニオ・コンテ氏の名前が挙がっているが、ミランやセビージャで指揮を執り、現在フリーとなっているビンチェンツォ・モンテッラ氏が最有力候補のようだ。

モンテッラ氏はイタリアサッカー界の黄金期を代表するストライカーとして現役時代の2000/01シーズンにスクデット制覇に貢献。2009年7月にローマで現役を退いている。

また9月末に解任の可能性が伝えられた際には中国1部の天津権健足球倶楽部の指揮官を務めていたパウロ・ソウザ氏が後任候補に浮上していたが、同氏はサウサンプトン行きが濃厚となっている。

現地時間2日にインテルとの対戦を控えているローマであるが、この試合の結果次第ではクラブ首脳陣が指揮官交代に向けて何らかの動きを見せるかもしれない。