スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長がファイナンシャル・フェアプレー規約に違反したと報じられているパリ・サンジェルマンとマンチェスター・シティを非難した。英紙『ミラー』など複数メディアが伝えている。
先日『Football Leaks』によって暴露されたファイナンシャル・フェアプレーに関する疑惑が大きな話題になった。
PSGとシティがルールに違反するだけの赤字と「過大評価されたスポンサー契約」をしていたにもかかわらず、UEFAが個別に和解契約を結んだというもの。さらに当時この和解交渉を行ったのが当時UEFAの事務総長だった現FIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏だったという。
この報道に対してテバス会長はゲストに招かれた講演会で、次のように話している。
◆ハビエル・テバス会長
「私は2年前から言っていた。PSGとマンチェスター・シティは『イカサマ』をしていることをね。あの暴露はまったく驚きではない。
ここからUEFAが実際に何をするかということが重要だろう。これは世界のサッカー、その試合の構造の不均衡を作り出すものである。これらのチームを罰するべきだし、チャンピオンズリーグから1年間追放するべきだ。それは、ルールを真剣に守らなければならないというメッセージとなるだろう。
PSGを具体的に処罰しろという話ではないが、誰もが守ろうと思えるルールを施行すべきだ」
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