今週末で再びリーグ戦が中断し、代表ウィークに突入する。10月の代表ウィークにおいて、欧州ではUEFAネーションズリーグのタイトルやEURO2020の本大会出場権を巡る争いが繰り広げられる。そこで今回は欧州の主要国の代表メンバーについて紹介する。
イタリア
10月10日 対ウクライナ戦(国際親善試合)
10月13日 対ポーランド戦(UEFAネーションズリーグ)
・サプライズ招集選手
セバスティアン・ジョビンコ(トロントFC)
フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ)
・招集外選手
マリオ・バロテッリ(ニース)
アンドレア・ベロッティ(トリノ)
得点力不足に悩まされているイタリア代表のロベルト・マンチーニ監督は、コンディション調整不足を露呈したバロテッリをメンバーから外し、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)でゴールを量産している元ユベントスのジョビンコを3年ぶりに招集した。
フランス
10月11日 対アイスランド戦(国際親善試合)
10月16日 対ドイツ戦(UEFAネーションズリーグ)
・サプライズ招集選手
タンギ・エンドンベレ(リヨン)
ママドゥ・サコー(クリスタルパレス)
・招集外選手
コランタン・トリッソ(バイエルン・ミュンヘン)
サミュエル・ウンティティ(バルセロナ)
ワールドカップ・ロシア大会で2度目となる優勝を果たしたフランスは、ロシアW杯に出場していたトリッソとウンティティが負傷のためメンバー外に。その一方でリヨンの有望株であるエンドンベレが初招集を受けている。
ドイツ
10月13日 対オランダ戦(UEFAネーションズリーグ)
10月16日 対フランス戦(UEFAネーションズリーグ)
・サプライズ招集選手
マルク・ウート(シャルケ)
・招集外選手
イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)
サミ・ケディラ(ユベントス)
エムレ・ジャン(ユベントス)
ロシアW杯のグループステージ敗退からの巻き返しを図っているドイツは、バイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアーやボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスを招集するなど今回も大幅なメンバー変更は行わなかった。ただその中でヨアヒム・レーブ監督が長らく追い続けていたシャルケのマルク・ウートがメンバーに名を連ねた。
スペイン
10月11日 対ウェールズ戦(国際親善試合)
10月15日 対イングランド戦(UEFAネーションズリーグ)
・サプライズ招集選手
スソ(ミラン)
ジョニー(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)
・招集外選手
ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
イスコ(レアル・マドリード)
昨年9月に初招集を受けたスソは9月のUEFAネーションズリーグ2試合に続いてメンバー入りを果たしている。イスコは急性虫垂炎による戦線離脱により招集外に。そして指揮官ルイス・エンリケとの確執が噂されているジョルディ・アルバはまたもや選外となった。
イングランド
10月12日 対クロアチア戦(UEFAネーションズリーグ)
10月15日 対スペイン戦(UEFAネーションズリーグ)
・サプライズ招集選手
ジェイドン・サンチョ(ボルシア・ドルトムント)
メイソン・マウント(ダービー・カウンティ)
ジェームズ・マディソン(レスター・シティ)
・招集外選手
アダム・ララーナ(リバプール)
ジェシー・リンガード(マンチェスター・ユナイテッド)
ドルトムントで急成長を遂げ、2022年まで契約延長を交わしたサンチョにはサウスゲート監督も将来的な主力として期待を寄せているようだ。一方でロシアW杯に出場し、ベスト4入りに貢献したリンガードがメンバーに含まれていない。
ポルトガル
10月11日 対ポーランド戦(UEFAネーションズリーグ)
10月14日 対スコットランド戦(国際親善試合)
・サプライズ招集選手
エウデル・コスタ(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)
・招集外選手
クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)
ポルトガル代表はロシアW杯と比べてそこまで大幅なメンバー変更は施されていない。しかし世界中のフットボールファンを虜にしているクリスティアーノ・ロナウドの年内いっぱいの休養が確定している。
ベルギー
10月12日 対スイス戦(UEFAネーションズリーグ)
10月16日 対オランダ戦(国際親善試合)
・サプライズ招集選手
ブランドン・メシェレ(クラブ・ブルージュ)
デニス・プラート(サンプドリア)
・招集外選手
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
ロシアW杯を史上最高成績となる3位で終えたベルギーは、膝の怪我から回復しサンプドリアで主力として今後の飛躍に期待がかかっているプラートが2014年11月以来2度目の招集を受けている。シティのデ・ブライネは8月中旬の負傷から驚異的な回復力を見せているものの、今回は招集見送りとなっている。
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