日本時間7月1日に行われたワールドカップロシア大会決勝トーナメント1回戦、ウルグアイ代表対ポルトガル代表の一戦は2-1でウルグアイが勝利を収めた。
堅守をベースに戦うチーム同士の試合は、カウンターを仕掛け合う非常にテンポの速い試合に。
7分にさっそく試合が動く。右サイドからエディンソン・カバーニのサイドチェンジを受けたルイス・スアレスが、右足で中へ侵入しながらクロス。ファーに走り込んでいたカバーニが頭で合わせてゴール。二人だけで先制点をもぎ取った。
ウルグアイの堅い守備を前になかなかシュートまでいけないポルトガル。クリスティアーノ・ロナウドもチャンスを作れずに苦戦する。
後半に入り先にゴールを決めたのは、前半苦しんだポルトガルだった。55分、左サイドからのコーナーキックをショートコーナーではじめ、最後は中央でマークを外したペペが頭で合わせて同点に追いついた。
このまま追加点を奪いたいポルトガルだったが、ゴールネットを揺らしたのはウルグアイ。62分、自陣からのロングボールを収めたスアレスが、ロドリゴ・ベンタンクールにパス。ボールを受けたベンタンクールが左のハーフスペースでフリーだったカバーニにスルーパスを出すと、ワンタッチでシュート。弧を描いたボールはルイ・パトリシオを破ってゴールに吸い込まれた。
1点が必要になったポルトガルは、攻撃的な選手交代を行ってウルグアイを押し込む。
しかし最後までウルグアイゴールを破ることができず試合はこのまま終了。ウルグアイが準々決勝進出を決めた。
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