アスレティック・ビルバオのスペイン代表GKケパ・アリサバラガはどうやら今冬にレアル・マドリードに加入するという決断をしなかったことに未練を残していないようだ。19日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
ケパは日本時間19日未明に行われたラ・リーガ第33節・マドリード戦で先発出場を果たし、マドリードの強力な攻撃陣を相手に後半終了間際まで無失点に抑えるパフォーマンスを披露している。同選手は試合後にインタビューにて「これまでベルナベウでプレーしたことが無かったし、だからこそこのスタジアムでプレーしたいと思っていた」と語っている。
またマドリードのジネディーヌ・ジダン監督が今年1月にケパ獲得を見送ったことについても触れており「僕のコーチでもないジダンのコメントに自ら価値を持たせる必要はない。僕はただビルバオを助けていて幸せだよ」とコメント。マドリード加入が直前で取りやめになったことについて全く気にする素振りを見せていないようだ。
なおケパを巡っては、マドリードは今年1月に獲得間近に迫ったもののジダン監督がシーズン途中から新戦力を迎えることに反対したことを受けて獲得を見送っていていた。またビルバオはマドリードのケパ獲得失敗後の1月下旬に同選手との契約を2025年まで延長し、契約解除金を8000万ユーロ(約108億円)に再設定している。
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