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日本代表、ハリル監督解任。記者会見で公式発表

 日本サッカー協会(JFA)は9日16時から緊急記者会見を開き、バヒド・ハリルホジッチ監督の解任を公式発表した。

 2014年のワールドカップ・ブラジル大会でアルジェリア代表をベスト16に導いたハリルホジッチ監督は2015年3月12日、当時ラ・リーガでの八百長関与の可能性が指摘されていたハビエル・アギーレ氏の後任として日本代表監督に就任。ロシアワールドカップ(W杯)・アジア最終予選ではサウジアラビアやオーストラリアと同グループに入ったものの、最終的には6勝2分2敗・勝ち点20のグループ首位で6大会連続となる本大会出場の切符をつかんでいた。

 しかし、昨年10月と今年3月の欧州遠征における国際親善試合でブラジル、ベルギー、ウクライナ、マリ相手に勝利を挙げることができず、試合内容に関する批判の声が上がっていた。さらに国内組主体で臨んだ昨年12月の東アジアE-1選手権では韓国戦で1-4と大敗を喫しており、W杯出場権獲得後の低調なパフォーマンスを考慮した上で日本サッカー協会が決断に踏み切ったものとみられる。