7日に行われたプレミアリーグ第33節 エバートン対リバプール。
今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハード・ワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、監督と主審についての分析、評価をする。
エバートンMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ジョーダン・ピックフォード
エバートンに勝ち点をもたらすビッグセーブを連発。守備範囲も広く、高い移籍金に見合う活躍を見せた。
エバートンTHW(ザ・ハード・ワーカー):イェドリッサ・ゲイェ
W杯で日本に立ちはだかるゲイェが途中出場ながら良い働きをした。投入後からエバートンはボールを握れるようになり、活性化した。
エバートンMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):セオ・ウォルコット
試合終盤まで、ほとんど試合から消えていた。終盤にアシストでもできていれば救われただろう。
リバプールMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ロリス・カリウス
ボラシエのシュートをスーパーセーブ。守護神の活躍がなければ、勝ち点は取れていなかっただろう。
リバプールTHW(ザ・ハード・ワーカー):ジェイムズ・ミルナー
CLシティ戦の疲労を感じさせないプレー。上下動を繰り返し、無尽蔵のスタミナでチームに貢献した。
リバプールMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):デヤン・ロブレン
あまりにもミスが多かった。しかし、怪我人続出の状況で、試合に出場できるCBの存在に感謝すべきなのかもしれない。
エバートン監督:サム・アラダイス
序盤は最終ラインからボールをつなぎコールマンが高い位置を取ることで、3-4-3のような布陣でリバプールゴールに迫った。パスコースをふさぐプレスでリバプールにボールを持たせ、人よりはゾーンをカバーするディフェンスは機能した。後半にボールがまったく持てなくなってからは、ゲイェを投入し主導権を握ると、両サイドを効果的に使いリバプールのゴールに迫った。勝ち点3まであと少し。
リバプール監督:ユルゲン・クロップ
4日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでマンチェスター・シティと対戦。そして7日にダービマッチ。厳しい過密日程の中、選手は最善を尽くした。怪我人続出のチーム事情もあいまって、負傷明けのクラインとクラバンを両SBに起用。ダニー・イングすを916日ぶりに先発出場させるなど、非常に厳しい戦いを強いられた。その中で勝ち点1獲得はまずまずの結果と言えるのではないだろうか。
主審:マイケル・オリバー
試合中にロブレンとぶつかるシーンはあったものの、試合を通して一貫したレフェリング。マージーサイドダービーで1枚もカードを出さずに試合をコントロールしたことは評価できるだろう。
コメントランキング