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デンベレの成功例が後押しか。バイエルンも参加のマウコム獲得レースにドルトムントも参戦

 ドルトムントは、ボルドーに所属するブラジルU-23代表FWマウコムの獲得に乗り出すようだ。27日にイギリス『ザ・サン』が報じた。

 一昨年にブラジルの強豪コリンチャンスから渡仏し、ボルドーに加入したマウコム。今季、同選手はリーグ・アンでここまで25試合に出場し8ゴール6アシストを決めており、すでに欧州でのキャリアハイを記録している。そんなマウコムはまだ21歳と非常に若く、前途有望なことから各国のビッグクラブがこぞって獲得を目指していると言われている。

 先日、バイエルン・ミュンヘンが元オランダ代表FWアリエン・ロッベンや元フランス代表FWフランク・リベリーの後釜として獲得に名乗りを上げたと言われていた。それをライバルクラブであるドルトムントは黙って見ているわけにはいかなかったようだ。

 今夏、フランス代表FWウスマン・デンベレをレンヌから獲得した僅か1年後にバルセロナへと放出した同クラブは、再びフランスから若き才能をドイツへ連れてこようと試みているという。マウコム自身はもう既に来夏での移籍を公言しており、アーセナルやトッテナムといったクラブとの争奪戦になることが予想される。移籍金は5600万ユーロ(約74億円)程度になるとみられている。