
セレッソ大阪は、スコットランド1部アバディーンFCからオーストラリア代表FWクシニ・イェンギを期限付き移籍により獲得した模様。FWミッチェル・デュークの後釜確保に時間を要している町田ゼルビアとの争奪戦を制したという。
現在27歳のイェンギは、身長190cmで、右利きのセンターフォワード。アデレード、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズとオーストラリア1部の複数クラブを渡り歩き、2023年7月にポーツマスへ移籍。アバディーンには2025年7月から在籍しているが、2025/26シーズンはここまでスコットランド1部リーグ戦4試合の出場。2025年11月以降は、公式戦ほぼ全試合でベンチ外と厳しい立場に置かれている。
豪州『News Corp Australia』は15日に「苦境のストライカー、クシニ・イェンギがセレッソ大阪へ期限付き移籍」とリポート。「アーサー・パパス氏が指揮を執るC大阪で再起を図りたい考えだ」とした上で、同選手の代理人の動きやC大阪移籍に至るまでの過程をこう伝えている。
「イェンギの代理人を務めるファヒド・ベン・カルファラ氏は、契約の最終調整のため現在日本に滞在している。イェンギの獲得には、ミッチェル・デュークの前所属クラブである町田ゼルビアも関心を示していた。しかし、パパス監督の存在が、C大阪移籍の決定打となった」
「J1百年構想リーグは27歳のイェンギにとって、喉から手が出るほど必要な出場機会を確保するチャンスとなる。昨年6月、イングランド・チャンピオンシップのポーツマスとの契約満了に伴いアバディーンに移籍して以来、イェンギは苦戦を強いられており、10月下旬以降の公式戦出場はわずか2試合にとどまっている」
「出場機会の欠如により、イェンギはサッカルーズの招集メンバーからも外れており、今年のFIFAワールドカップに間に合うようトニー・ポポヴィッチ代表監督の構想に返り咲くためには、厳しい戦いが待ち受けている」
なお、イェンギの代理人であるファヒド・ベン・カルファラ氏は、MFトルガイ・アルスランとFWヴァレール・ジェルマンのサンフレッチェ広島移籍を手掛けた人物でもある。
イェンギにとってセレッソ大阪への移籍は、単なる環境変更ではなく、選手生命そのものを左右する再出発である。出場機会を失い、代表からも遠ざかった現状を打破するには、結果という明確な答えを示すしかない。
パパス監督の下で自らの価値を証明できれば、再び世界への扉は開かれる。Jリーグという舞台で積み重ねる一試合一試合が、彼を代表復帰、そしてワールドカップへの道へと導く礎となるはずだ。ここからが、イェンギの真の勝負である。
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