
RB大宮アルディージャ所属のU20日本代表DF市原吏音には、以前から海外移籍の可能性が報じられている。移籍先候補には日本代表MF鎌田大地所属のクリスタル・パレス、MF遠藤航擁するリバプールなどが挙がっているが、FW小川航基やFW塩貝健人、MF佐野航大所属のオランダ1部NECナイメヘンが移籍先から外れたという。
Jリーグや海外日本人などの情報を扱う『Samurai Warrior』は7日、オランダ情報筋の話として「市原はナイメヘンからのオファーを拒否した」とリポート。「彼は格上のクラブからのオファーを待っている」とした上で、プレミアリーグとブンデスリーガ方面からの関心もあわせて伝えている。
市原の去就を巡っては、英メディア『Rousing The Kop』が2025年10月8日の時点でリバプールからの関心を報道。チェルシーのスカウト陣がU20日本代表戦を視察した可能性も報じられたほか、海外メディア『ターゲットスカウティング』は10月末の時点で移籍先候補としてブンデスリーガ所属のボルフスブルク、日本代表DF町田浩樹の古巣であるベルギー1部ユニオンSGを挙げていた。
また、ドイツ『フースバル・ミニスター』は12月末に「市原は欧州移籍間近」と伝えた上で、MF鈴木唯人ら擁するSCフライブルク、ボルフスブルク、ウェストハム・ユナイテッド、レギア・ワルシャワ、RBザルツブルク、サンダーランド、ダービー・カウンティ、ストーク・シティ、クリスタル・パレスからの関心を報道。「RB大宮との契約期間は2027年6月までであり、移籍金は現実的な金額に設定されている」と、現行契約の一部内容もあわせて伝えていた。
市原の去就を巡る一連の報道は、日本サッカー界が欧州トップレベルの舞台といかに向き合っているかを映し出す事例である。本人が安易な移籍を選ばず、競争環境や成長曲線を見据えて慎重に判断している点は、現代の若手選手に求められる主体性を象徴している。
RB大宮との契約や移籍金設定という現実的な条件があるなかで、どのクラブが市原の才能と将来性に本気で投資するのかが問われている。彼の決断は、自身のキャリアのみならず、次世代日本人DFの評価基準にも影響を与える重要な分岐点となるであろう。
コメントランキング