
プレミアリーグのチェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督は、2022/23シーズンにマンチェスター・シティで、ジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めた経歴を持つ。
その後、マレスカ監督はレスターで2023/24シーズンにEFLチャンピオンシップを制覇し、チェルシーでは昨2024/25シーズンにUEFAカンファレンスリーグ、2025FIFAクラブワールドカップと、2つのタイトルを獲得している。
UKメディア『Sky Sports』によると、同国メディア『The Athletic』が、12月18日に来2026年夏にグアルディオラ監督がシティを離れる場合に備え、マレスカ監督が後任候補の一人として検討されていると報じた。
グアルディオラ監督とシティの現行契約は2027年6月末までとなっているが、プレミアリーグを6度制した名将が退任を決断した場合に備え、シティが対応策を準備していると伝えられている。
『Sky Sports』によると、この『The Athletic』の報道について、マレスカ監督は20日に行われるニューカッスル・ユナイテッド戦を前に行われた19日午前の記者会見で明確に否定したとのことだ。
同監督は「私にはまったく影響はない。100パーセントの憶測だと分かっているから」と語り、「今はこのような話をしている時間はない。第一に、私はここで2029年までの契約を結んでいる」と強調した。
マレスカ監督はさらに「これまで何度も言ってきたが、私の焦点はこのクラブだけにある。ここにいられることをとても誇りに思っている」と述べ、チェルシーへの献身を表明した。また「私は気にしていない。事実ではないと分かっているから」と断言した。
来2025/26シーズンもチェルシーにいるとサポーターに約束できるかと問われると、マレスカ監督は「もちろん、はい。改めて言うが、私は2029年までの契約を結んでいる」と答え、「私はただ、ニューカッスル戦と自分の仕事に集中している」と現在の業務への集中を強調した。
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