Jリーグ 湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレの収入額判明!小杉啓太、堂安律所属フランクフルト移籍でW杯日本代表入りも!

小杉啓太 写真:Getty Images

 日本代表MF堂安律所属のアイントラハト・フランクフルトは12月18日、スウェーデン1部ユールゴーデンIFからU20日本代表DF小杉啓太を完全移籍により獲得したと公式発表。移籍金、および古巣である湘南ベルマーレに支払われる連帯貢献金の金額が明らかになっているほか、本人はFIFAワールドカップ北中米大会での日本代表入りに向けた思いを語っている。

 スウェーデン『aftonbladet』の報道によると、フランクフルトは小杉の獲得により、ユールゴーデンIFに対して移籍金として550万ユーロ(約9億9,600万円)を支払うほか、同選手のパフォーマンス次第ではボーナスとして最大200万ユーロ(約3億6,400万円)を受け取る模様。ユールゴーデンIFは湘南から移籍金100万スウェーデンクローナ(約1,700万円)で獲得しただけに、多額の収入を得ることになる。

 またドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、小杉のフランクフルト移籍により、古巣の湘南は連帯貢献金を受け取る見込み。移籍金の約2.5%にあたる14万ユーロ(約2,500万円)が支払われるという。

 一方、小杉本人はフランクフルト移籍前の2025年10月、スウェーデン『FotbollDirekt』のインタビューで「(2025シーズン終了後に)ユールゴーデンIFに残ったら、W杯の日本代表入りは難しくなると思いますね」と前置きした上で、「最高峰のリーグでプレーして、UEFAチャンピオンズリーグも経験したい」「冬に欧州5大リーグへ移籍したら、僕をW杯の日本代表に招集してもらいたい」などと語っていた。

 2025年夏以降、パリ・サンジェルマン(PSG)、FW前田大然ら擁するセルティック、DF冨安健洋(無所属)の古巣であるボローニャなど複数クラブからの関心が報じられていた小杉。ユールゴーデンIF在籍時と同じく、フランクフルトでも主力選手として活躍するとなれば、W杯日本代表メンバー入りの可能性が高まるはずだ。