Jリーグ 横浜F・マリノス

G大阪移籍報道・横浜FM植中朝日に誹謗中傷が…鹿島DF小池龍太への被害想起か

植中朝日 写真:Getty Images

 横浜F・マリノス所属FW植中朝日には、ガンバ大阪移籍の可能性が浮上。一部ではG大阪がサンフレッチェ広島、V・ファーレン長崎との争奪戦を制したと報じられているが、SNS上では同選手を標的とした誹謗中傷メッセージが見受けられている。

 現在24歳の植中は、JFAアカデミー福島、長崎などを経て、2022年12月に長崎から横浜FMへ完全移籍。加入1年目こそJ1リーグ戦で9試合の出場に終わったが、2024シーズンは34試合の出場で3ゴール、2025シーズンは33試合の出場で8ゴールをマーク。チームがJ2降格の危機に直面し、シーズン途中でFWアンデルソン・ロペス、FWエウベル、FWヤン・マテウスが退団した後も、大半のリーグ戦でスタメン出場しており、シーズンラスト5試合中4試合でゴールを決めるなど、横浜FMのJ1残留に大きく貢献した。

 そんな植中の去就を巡っては、12月18日になってG大阪移籍が濃厚と報じられている。すると、同選手のインスタグラムアカウントでは、18日午前の時点で今回の移籍報道とは無関係の投稿に、一部から誹謗中傷のコメントが寄せられている。

 横浜FMが関係する移籍を巡っては、2024シーズン終了後に同クラブから鹿島アントラーズへ完全移籍したDF小池龍太のSNS投稿が話題を呼んでいた。

 小池は12月6日に行われた明治安田J1リーグ最終節の横浜FM戦後にインスタグラムを更新。鹿島のJ1優勝で喜びをあらわにした一方、鹿島移籍決定時にSNSでヘイトや誹謗中傷があったことを明かしていた。

 ただ、8日夜になって「内容を一部編集しております。ストーリーが更なる拡大を伴うため削除もしました」とポスト。横浜FMサポーターにむけて「誹謗中傷アカウントはフォロー、フォロワー共に0アカウントでの、意見や想いとは異なる誹謗中傷への指摘です。不快にさせてしまった方や、マリノスサポーターだと勘違いをさせる内容、書き方になってしまい申し訳ございません。言葉を発信する者として以降気をつけます」と謝罪していた。