
現地12月21日から2026年1月18日まで、モロッコ国内の6都市(カサブランカ、ラバト、タンジェ、アガディール、マラケシュ、フェズ)9会場にて、「アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)2025」が開催される。
AFCON開幕を控える中、エジプト代表はナイジェリア代表との国際親善試合を実施したが、その試合に向けた代表メンバーの発表において、プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーの名前はなく、同大会本番を前にした動きが注目を集めているようだ。
この件について、UKメディア『Liverpool Echo』は「リバプールのアルネ・スロット監督との対立を受け、サラーがエジプト代表から外れた理由」と報じた。
リバプールは現地13日にブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンと対戦し、2対0で勝利した。この試合でサラーはベンチスタートとなったが、前半途中にDFジョー・ゴメスに代わって投入された。サラーは後半、FWウーゴ・エキティケのゴールをアシストし、存在感を示した。
同メディアは、試合後にサラーがアフリカネーションズカップに向けて代表合流のためモロッコへ移動したと伝えている。
FIFA(国際サッカー連盟)は15日までに各クラブが選手を代表に送り出すことを求めていた。一方で、エジプト代表のトレーニングを欠席したことから、サラーはナイジェリア代表との親善試合のメンバーには含まれなかった。この親善試合はエジプト代表が2対1で勝利している。
しかし、同メディアによると、サラーは、AFCONが開幕すれば主力として多くの出場機会を得ると見られていると報じた。
AFCON出場に伴い、サラーはプレミアリーグで現地20日のトッテナム・ホットスパー戦、同27日のウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦、現地2026年1月1日のリーズ・ユナイテッド戦の欠場が確定している。
エジプト代表が同大会で勝ち上がれば、サラーは同4日のフラム戦、同8日のアーセナル戦、同17日に行われるFAカップのバーンリー戦を欠場する可能性がある。
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