Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMオナイウ情滋が残留へ!古巣・ベガルタ仙台への特別な思いも明かす

横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスに所属するMFオナイウ情滋は、チームがJ1残留を果たしたこともあり残留する見込み。オーストラリア代表DFトーマス・デン、トーゴ代表MFジャン・クルードと同様、クラブの公式発表前のSNS投稿で注目を浴びている。

 オナイウは12月16日にインスタグラムを更新。2025年夏まで在籍していたベガルタ仙台、そして現所属クラブである横浜FMのユニフォームを身にまとう自身の姿をアップした上で、こう綴っている。

 「2025シーズン終了、8月中旬まで共に戦わせていただいたベガルタ仙台に関わる全ての方々、自分自身初めての移籍で不安もあった中、暖かく迎え入れてくれて、一緒に残留を成し遂げる戦いをしてくれた横浜F・マリノスに関わる全ての方々、本当にありがとうございました」

 「特別指定の期間も含め仙台では約3年間お世話になりました。プロの世界の厳しさも楽しさも学ばせてもらって、苦しい時も共に戦い、幸せな瞬間をベガルタファミリーで分かち合えたのは自分の一生の宝物です。自分はこの先もいつだってベガルタ仙台を応援しています。改めて本当にありがとうございました」

 「そして、トリコロールファミリーのみなさん、ハーフシーズンではありましたが、マリノスに来れて、苦しい中でもみなさんと共に戦って乗り切ったこの経験はとても貴重な事であり、チームとしても個人としても来シーズン以降の更なる飛躍のための糧にするべきものだと思っています。みなさんの声援がいつも自分たちを奮い立たせて力を与えてくれました。本当に最高の後押しをしていただきありがとうございました」

 「2025シーズン共に戦ってくださったみなさん!感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました!しっかり休んで、来シーズンはもっと成長できるように頑張ります!」

 また、Xでは「ベガルタファミリーのみなさま、改めて本当にお世話になりました。トリコロールファミリーのみなさま、途中加入ながら暖かく迎え入れてくださってありがとうございます」と感謝の思いを述べた上で、横浜FMサポーターに向けて「来シーズンは優勝争いしましょう!」とメッセージを送っている。この来季に関する文言を踏まえると、今オフの横浜FM残留は既定路線とみられる。

 現在25歳のオナイウは2023年、新潟医療福祉大学から仙台へ正式加入。プロ1年目はJ2リーグ戦で10試合の出場にとどまったが、2年目の2024シーズンに32試合の出場で2ゴールとブレイク。2025シーズンも17試合でピッチに立ち、好パフォーマンスを発揮すると、8月に横浜FMへ完全移籍。ただ、J1の舞台では4試合の出場にとどまっている。