
アビスパ福岡出身の日本代表DF冨安健洋は2025年7月、プレミアリーグ所属アーセナルを契約解除により退団して以降、無所属状態。リハビリに励むなか、日本代表の森保一監督が2026年のFIFAワールドカップ北中米大会までに間に合うとの見方を示したことで注目を集めているが、ここに来てJリーグ復帰論が湧き起こっている。
一方、Jリーグや日本人選手の情報を扱う海外メディア『Jリーグインサイダー』は11月17日、冨安の今後について「冨安はJリーグに帰って、少なくとも100年構想の間(2026年夏まで)、浦和レッズのようなビッグクラブでプレーすべきだ」と切り出すと、以下のように持論を展開している。
「クラブレベルでは日本とヨーロッパの技術的な差がまだ大きいが、2年近くも公式戦に出られていない選手にとって、Jリーグ復帰は良いことかもしれない。怪我の回復には精神的な部分が非常に重要である。 家族や友人の近くにいることは、治療を受けるときや、プレーを再開するときに助けになることがある」
「冨安が再びコンスタントにプレーできるようになり、ワールドカップでプレーできる状態になるだけのコンディションを整えるためには、日本にいることが重要だ。日本に行くと、ヨーロッパに戻れなくなるのではないかという恐れはあるが、冨安ほどの質の高い選手ならば、日本で6ヶ月間プレーして、ヨーロッパに戻ることは十分に可能である」
冨安の去就を巡っては、海外メディア『スポーツブーム』が9月24日にMF三笘薫擁するブライトンからの関心を報道。FW前田大然ら擁するスコットランド1部セルティック、ミランなど欧州複数クラブが獲得に興味を示しているというが、現時点で具体的なオファーは報じられていない。
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