
ラ・リーガの強豪バルセロナに関しては日々ニュースが絶えない。クラブは将来を見据え、今後もトップレベルで競争力を維持できる戦力を整えるための計画を進めている。
そんな中、スペインメディア『Fichajes』はその一端を伝えている。同メディアの報道によると、バルセロナは来2026年夏にブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンから2人の主力選手獲得を目指しているという。
具体的に名前が挙がっているのは、世界的に名を馳せるストライカーでイングランド代表FWハリー・ケインだ。バルセロナは年齢を考慮し、およそ5000万ユーロ(約87億円)での契約成立を見込んでいる模様とのことだ。クラブはケインを現在のバルセロナのエースストライカーであるFWロベルト・レバンドフスキの後継者として即戦力と見ているようだ。
もう1人の候補はフランス代表DFダヨ・ウパメカノだ。同選手とバイエルンとの契約は2026年に満了を迎える予定で、契約が延長に至らなかった場合、バルセロナはその状況を利用し、フリー移籍の可能性もあると同メディアは報じている。
ウパメカノは、まだ26歳という若さもあり、将来的な戦力補強として適切な存在なのは間違いなく、獲得が決まればバルセロナのディフェンスラインに安定感を与えることが期待されている。
両選手ともに財政状況に苦しむバルセロナでも手が届く条件が予測され、クラブが補強を進める上で魅力的な選択肢と映っているようだ。しかし、バイエルンはこれまでも主力選手の放出に消極的な姿勢を示してきた経緯があり、交渉の実現には大きな困難が伴うことも予想される。
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