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ユベントス加入のデイビット、スクデット争うライバルクラブとの交渉も明かす

ジョナサン・デイビット 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)に所属するカナダ代表FWジョナサン・デイビットが、今夏にセリエAのライバルクラブと交渉していたことを明かした。

 2020年夏に加わったリール(フランス1部)では全シーズンでリーグ・アン二桁ゴールを達成し、クラブのリーグ優勝にも寄与したデイビット。今夏に契約満了となり、複数クラブからの関心が取り沙汰されたなかで、ユベントス移籍を選択した。

 その新天地では開幕戦で日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマ戦でデビューを果たすと、挨拶がわりの1ゴールでクラブの勝利に貢献。そのなかで、同選手は「そこまで近づいてはいなかった、代理人を通じて接触や話し合いはあったが、深い話には至らなかった。今はユベントスにいてとても幸せだよ」と第3節で対峙するインテルからの関心があったことを明らかにした。

 また、ユベントスに加入して2ヶ月が経過したデイビットは「契約した時点でヨーロッパのビッグクラブでプレーすることになるのはわかっていたけど、中に入ってみると、クラブ規模の大きさをより強く感じる。まだ、ミュージアムを見学する機会もない。選手やファン…、ユベントスでは全てが大きく、そして最高な形で行われなければいけないんだ」と印象に残っていることを明かした。

 そして、フランスで確かな実績を残したカナダ代表FWは新天地でも同じような結果を残せるかと問われると、「イタリアリーグはとても難しい。具他的な数字は言わないけど、できるだけ多くのゴールを決めて、その後で順位を見たいと思うよ」と述べている。