
今季のセリエAで4位に位置するユベントス(イタリア1部)が、スクデット獲得を争うライバルクラブからの引き抜きを画策しているようだ。
昨夏にアタランタ(イタリア1部)からオランダだ代表MFトゥーン・コープマイネルスを引き抜いたユベントス。同選手の獲得に向けてユベントスは移籍市場閉幕間際に契約をまとめたものの、選手陣営とアタランタは数週間にわたって緊張関係が続いたという。
そのなかで、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスのスポーツディレクーを務めるクリスティアーノ・ジュンートリ氏は今夏の補強に向けて数ヶ月前から動いているという。そのターゲットの1人がアタランタでプレーするナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマン(27)のようだ。
エバートン(イングランド1部)やライプツィヒ(ドイツ1部)などでプレーしたルックマンあ2022年夏にアタランタで完全移籍へ加入すると、昨季はクラブのヨーロッパ・リーグ制覇に貢献。今季もここまで公式戦30試合に出場して17ゴールを記録している。
そのルックマンは2月18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ2ndレグのクラブブルージュ(ベルギー1部)戦で1ゴールを記録したものの、PKを失敗。CL敗退が決まると、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督からも公に避難されていた。
その後のセリエA第26節のエンポリ(イタリア1部)戦では2ゴールを決めていたものの、今夏に退団する可能性が取り沙汰されているルックマンを獲得するにはコープマイネルスと同等の移籍金が必要になるようだ。
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