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イタリアで飛躍のコモMFパズにインテルが興味?レアルも買い戻しOP所持

ニコ・パズ 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)やアーセナル(イングランド1部)などで活躍した元スペイン代表MFのセスク・ファブレガス監督のもとで今季からセリエAを戦っているコモ(イタリア1部)だが、降格権の18位と苦しい戦いが続いている。

 そのコモで一際目立った活躍を見せているのが、今夏にレアル・マドリード(スペイン1部)から加わったアルゼンチン代表MFニコ・パズ(20)だ。卓越したボールコントールと高水準なキック精度を武器に今季のセリエA13試合に出場して1ゴール4アシストを記録している。

 今年10月にはアルゼンチン代表デビューを果たし、母国の絶対的エースでもあるインテル・マイアミ(アメリカ1部)のFWリオネル・メッシのゴールをアシストしたパズに対して、イタリア『メディア・セット』によれば、インテル(イタリア1部)が来夏の獲得に興味を示しているようだ。

 インテルのスポーツディレクターを務めるピエロ・アウジリオ氏は最近コモで行われたPUPI財団のイベントの夕食会に出席し、その際にパズと接触したという。将来的なインテル移籍についてジョークを交えて非公式の会談が行われたようだ。

ただ、古巣マドリードは600万ユーロ(約9億4000万円)で売却したアルゼンチン代表MFの買い戻しオプションを保持している模様。1200万ユーロ(約18億9000万円)の買い戻しオプションは2027年夏まで有効となっているようだが、インテルは獲得に動くことはあるのだろうか。