2024年3月に徳島ヴォルティスの監督を解任された吉田達磨氏は、同年7月から韓国1部・大田ハナシチズンのコーチを担当。ジュビロ磐田から完全移籍加入のFW石田雅俊らを指導したが、2024シーズン終了後にJリーグクラブからの関心が報じられている。
現役時代にセレッソ大阪、柏レイソルでプレーしていたファン・ソンホン監督のもと、コーチを務めた吉田氏。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は11月11日、2025シーズンから同氏がファン・ソンホンにかわり指揮する可能性を伝えていた。
ただ同メディアは11月26日になって「一部のJリーグクラブが、吉田氏の招聘に興味。現時点でオファーはない」とリポート。同氏は大田ハナシチズンに対して12月8日まで自身の去就に関する決断を伝える必要があるが、現時点では残留の意思があるという。
吉田氏は柏、アルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府、シンガポール代表を率いた後、2022年1月に再び甲府の監督に就任。同シーズンに天皇杯優勝という快挙を成し遂げた一方、J2リーグで18位に低迷したことにより、わずか1年で甲府を離れる。
甲府退団後は、2023年8月から徳島を率いていたが、2024シーズン開幕から黒星が先行すると、3月末に解任。プレースタイルを巡り、MF西谷和希(現ツエーゲン金沢)ら一部選手の意見と食い違っている可能性が指摘されていた。
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