日本代表は11月19日に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、中国代表と対戦。インドネシア戦で出番の無かったMF久保建英(レアル・ソシエダ)やFW古橋亨梧(セルティック)のスタメン出場が予想されるなか、MF伊東純也(スタッド・ランス)のゴール・アシストが期待できそうだ。
中国は2024年9月5日に行われた日本戦で7失点を喫する大敗劇により、国内メディアやファン・サポーターから批判を浴びていたが、11月14日のバーレーン戦で勝ち点3を獲得。連勝でホーム開催の日本戦に臨むが、守備陣で不安を抱えているという。
『北京青年報』が16日に伝えたところによると、中国代表はコ・ジュンイやリウ・ヤンが怪我等によりメンバー外。左サイドバックのリ・ライがバーレーン戦で負傷したことにより、サイドバックでプレー可能な選手がヤン・ゼシャン、フ・ホータオの2名のみとなり、いずれも右サイドを本職としている。
この緊急事態を受けて、中国サッカー協会は王振澳を追加招集。しかし同選手も主に右サイドバックでプレーしており、2024年6月末から怪我により、公式戦での出番が無い。
中国に左サイドバックを本職とする選手が不在であるだけに、森保ジャパンの3バックシステムにおける右ウイングバックがキーマンに。インドネシア戦ではMF堂安律(SCフライブルク)がスタメン出場していたものの、縦へのドリブル突破はほとんど見られなかった。
厦門開催の一戦で、中国代表が左サイドバックの人選で問題を抱えることが予想されるだけに、堂安よりも縦への突破力があり、1対1の局面に強い伊東のスタメン起用を求める声は多くなるはずだ。
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