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浦和の関心は?スウェーデン代表FWにJリーグ移籍再浮上「移籍金1.4億円用意」

イサーク・キーセ・テリン 写真:Getty Images

 スウェーデン1部リーグ優勝を果たしたマルメFF所属FWイサーク・キーセ・テリンに、Jリーグ移籍の可能性が再浮上。同選手は過去に浦和レッズからの関心が報じられていた。

 現在32歳のテリンは、身長189cmで右利きのストライカー。アンデルレヒトやバイエル・レバークーゼンに在籍していたほか、スウェーデン代表の一員として2018年開催のFIFAワールドカップ・ロシア大会でプレー。2021年9月にアンデルレヒトを退団した後は、UAE1部バニーヤースSCを経て2022年3月にマルメへ復帰している。

 そのマルメでは、復帰1年目からスウェーデン1部リーグで2桁得点をマーク。2023シーズンも16ゴールを挙げると、今季もリーグ戦24試合の出場で15ゴールと、持ち前の決定力をいかんなく発揮している。

 スウェーデンで結果を残しているだけに、2024シーズン終了後も海外移籍の可能性が。同国メディア『FotbollDirekt』は10月29日、独自に入手した情報として「日本、韓国、サウジアラビア国内クラブが、テリン獲得オファーの提示を検討している」とリポート。このうち、日本と韓国のクラブは移籍金1000万スウェーデン・クローナ(約1億4400万円)を用意しているという。

 またマルメの幹部は「彼のように結果を残した選手にとって、移籍の可能性があるのは重要なことであると理解している」と語るなど、同選手の放出に前向きな姿勢を見せている模様。選手本人は2024年1月にスウェーデン紙『Sportbladet』のインタビューで「クラブとの契約はあと2年残っている」と、マルメとの契約期間が2025年12月までであることを明かしていた。

 テリンを巡っては、浦和が現役を引退したホセ・カンテに替わるストライカーとしてリストアップ。『Sportbladet』が2024年1月に獲得オファー提示の可能性を報じていたが、本人がマルメ残留を明言していた。

 ただ『FotbollDirekt』は現在、テリンに関心を寄せているクラブについて「2023年末に浦和が関心を寄せていたが、現時点ではどのクラブに関するものなのかは確認できていない」と報道。浦和が再獲得へ動いているか不明だという。