ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

左利きのCB探すアトレティコ、バルセロナ構想外DFラングレと個人合意か

クレマン・ラングレ 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、バルセロナ(同1部)が保有権を持つフランス代表DFクレマン・ラングレ(29)の獲得に迫っているようだ。

 今夏に契約満了でスペイン代表DFマリオ・エルモソと、モンテネグロ代表DFステファン・サビッチが退団したアトレティコ。守備強化が急務となっていたなかで、レアル・ソシエダ(スペイン1部)からスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンを獲得した。

 フランス『フット・メルカート』によれば、左利きのセンターバック補強に乗り出しているアトレティコはフェイエノールト(オランダ1部)スロバキア代表DFダビド・ハンコの獲得は難しい状況だという。その代替案としてリストアップしていたラングレと個人合意に至ったようだ。

 フランス代表として15キャップを誇るそのラングレは2018年夏にセビージャからバルセロナへ加わると、トッテナム・ホットスパーへのレンタル移籍を経験して、昨季はアストン・ビラでプレー。しかし、出場機会は限定されると、最終的に公式戦25試合の出場に終わった。

 なお、アトレティコは今夏に上述したル・ノルマンのほかに、マンチェスター・シティ(イングランド1部)からアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスを獲得。チェルシー(イングランド1部)からイングランド代表MFコナー・ギャラガーの獲得に迫っていたものの、U−23スペイン代表FWサム・オモロディオンの移籍が頓挫したことで暗礁に乗り上げている。