今年はじめに『週刊新潮』が報じた性加害疑惑により、日本代表招集から遠ざかっているMF伊東純也。所属先スタッド・ランスの日本ツアー開催により、チームメイトのFW中村敬斗らとともに来日しているが、酷暑下での試合数の多さに本音を漏らしている。
ランスは今月24日にジュビロ磐田と対戦するが、その後は中2,3日で清水エスパルス、町田ゼルビア、ヴィッセル神戸と激突。すべてナイトマッチとはいえ、高温にくわえて過密日程であるだけに、一部のファン・サポーターからは伊東、中村らランス所属選手の疲労蓄積を心配する声が挙がっている。
この試合日程には、伊東本人も複雑な思いを抱いている模様。インターネット動画配信サービス『DAZN』で先月6日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した際、内田氏から「こんなに試合する?多いよね」「Jクラブとの対戦は楽しみ?」と訊かれると、「4試合はちょっと多いなと」と真剣な表情を崩さなかった。
ランスは先月24日に『株式会社ヤスダグループ』と3シーズンにわたるパートナーシップ契約を締結。今年5月開催のレアル・ソシエダ対東京ヴェルディにつづき、ランスの日本ツアーにも同社が関与しているが、ソシエダ戦では試合中のブラスバンド演奏を巡り、賛否含めて様々な意見が湧き起こっていた。
なおランスは8月3日の神戸戦を終えると、1週間後にオセールとの親善試合を予定。リーグアンの開幕戦が18日に控えているだけに、日本ツアーでのコンディション調整がスタートダッシュのカギを握りそうだ。
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