明治安田J1リーグ第23節、FC東京はアルビレックス新潟を国立競技場に迎え、2対0で3試合ぶりの勝利を収めた。この試合を最後に海外移籍が発表されていた東京のキャプテンMF松木玖生には、試合前から注目が集まり多数のサポーターが押し寄せた。
東京のホームページと公式Instagramでは、57,885人の来場であったことが報告され、クラブ史上ホーム最多入場者数を更新したこと、新設後の国立競技場におけるJ1リーグ戦での最多入場者数であったことが発表されている。
移籍前に怪我をさせないことを考慮してか松木の先発出場はなかったが、東京はドイツでウニオン・ベルリン(2020-2022、ブンデスリーガ)、ブラウンシュヴァイク(2022-2024、2.ブンデスリーガ)と2チームを渡り歩いた海外組の先輩であるMF遠藤渓太のファインゴールで6分に先制。後半に入って78分には期待の新生FW野澤零温のゴールで突き放し、「THE国立DAY」と銘打った試合を勝利で飾ると共に61分から途中出場した松木の移籍に花を添えた。
松木は、プレミアリーグに昇格したサウサンプトンから正式なオファーが届き、完全移籍が決定的となっている。しかし、英国の就労ビザの問題で、2024/25シーズンはトルコ1部のギョズテペSKに期限付き移籍が有力な見方だと報道されている。
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