元ガンバ大阪所属選手であるFWファン・ウィジョには、女性との性行為を違法撮影した疑いで在宅起訴されたことにより、韓国代表除名の可能性が浮上。スタッド・ランス所属MF伊東純也も性加害疑惑報道を受けて書類送検されているが、同選手に関しては不起訴処分、日本代表復帰の可能性が報じられている。
2022年6月から9月にかけて、2人の女性に対して相手の同意なく性行為の映像を撮影した容疑で捜査を受けているファン・ウィジョ。昨年6月に同選手の元恋人を名乗るSNSユーザーが「彼は相手と恋人関係のように行動していた。再び海外に行かないといけないという理由から、関係成立を避ける形で複数の女性に対して心理的虐待をしていた」と主張し、同選手と一緒に写っている画像を投稿したことをきっかけに、韓国で騒動に発展している。
韓国紙『朝鮮日報』が今月11日に伝えたところによると、ソウル中央地検はファン・ウィジョを性暴力犯罪処罰などに関する特例法違反の疑いで起訴。同選手は1年以上にわたり代表招集外が続いているが、記事では「大韓サッカー協会は、除名処分を下すことが可能だ。除名でない場合でも実刑5年、または執行猶予期間終了から2年が過ぎるまでは代表戦でプレーできない」と綴られているほか、代表復帰の条件に不起訴処分を挙げている。
一方、伊東は昨年6月の代表戦後、大阪市内で性的暴行に及んだとして刑事告訴されると、これを『週刊新潮』が今年はじめに報道。AFCアジアカップを最後に代表戦から遠ざかる中、大阪府警は今月2日に同選手を準強制性交致傷の容疑で、女性2人を虚偽告訴容疑で大阪地検に書類送検している。
ただ伊東の代理人を務める加藤博太郎弁護士は、不起訴処分の可能性に言及。一部メディアは今年9月のFIFAワールドカップ・アジア最終予選で復帰する可能性を報じている。
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