日本代表DF伊藤洋輝は、今季限りでのVfBシュツットガルト退団が確実である模様。バイエル・レバークーゼン、ボルシア・ドルトムント、バイエルン・ミュンヘンなどブンデスリーガ(ドイツ1部)複数クラブからの関心が報じられているが、国外移籍の可能性もあるという。
英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版は28日、シュツットガルト関係者の話として「伊藤は我々にとって、夢のような売却候補だ」とリポート。両者の契約が2027年6月まで残っており、3000万ユーロ(約48億円)の契約解除条項が盛り込まれている可能性を紹介した一方で「伊藤はまだシュツットガルトでの将来を残している」と選手側は残留の可能性も視野に入れていることも伝えている。
伊藤の移籍先候補については、カタールのTV局『アルカス』が26日に「サウジアラビア1部アル・アハリからオファーが届いた」と報じたほか、ドイツ紙『キッカー』が27日にレバークーゼン、ドルトムント、バイエルンからの関心を伝えていた。ただ、ドイツ紙『ビルト』が28日に報じたところによると、同選手にはイングランド、スペイン、イタリア国内クラブも関心を寄せているという。
なおイタリア紙『トゥットスポルト』は23日、ミランが伊藤の獲得に向かう可能性を報道。同選手はシュツットガルトで年俸250万ユーロ(約4億2600万円)を受け取っているが、移籍先候補のクラブに対して2倍の500万ユーロ(約8億5000万円)を求めているという。
伊藤は2021年6月にジュビロ磐田からシュツットガルトへ移籍すると、加入1年目から出場機会を確保。今季は序盤に左サイドバックでのプレーが続くも、昨年11月以降は再びセンターバックでレギュラーに定着。リーグ戦25試合でスタメン出場し、チームの来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。
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