「古橋亨梧ら3選手が…」ポステコグルー監督がセルティック補強の裏側語る

　プレミアリーグ（イングランド1部）トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督は、かつて横浜F・マリノスやセルティックを指揮。日本代表FW古橋亨梧をはじめ、セルティック時代に獲得して正解だと思った3選手の名前を挙げている。

　ポステコグルーは2018シーズンから3年半にわたり横浜FMの監督を務め、2019シーズンにJ1リーグを制覇。2021年6月にセルティックの指揮官に就任すると、同クラブは日本人選手を次々と獲得。古橋やMF旗手怜央、FW前田大然が主力選手として活躍したこともあり、2022/23シーズンにスコットランド1部リーグ連覇、スコットランド3冠を達成している。

　現在トッテナムで確かな手腕を発揮しているポステコグルー。英紙『デイリーレコード』によると、同監督は「どこに行っても、私は補強に関して最大​​の発言権を持っていると考えている。私はすべての仕事をしているわけではないが、特に監督就任直後は、それ（補強の権限）が私が役割を果たす上で重要な部分だ」

　「横浜FM、セルティックと、これまでどのクラブでも私が獲得した選手、特に最初の数名は常に重要視してきた。結果が出なくても、人々は『監督はこのクラブで何かを構築している』と認めるからね」と、補強に関して持論を展開。

　その上で、セルティック時代の補強について「過去に結果が出なかった時でも私が潔白であったのは、私が連れてきた選手たちのおかげだ。セルティックだと特に古橋、ジョタ、キャメロン・カーター＝ヴィッカースがそうだった。最初勝てなかったけど、人々はその選手たち（のプレー）を見て、いい選手だと思ったんだ」と、古橋ら複数選手による影響の大きさを語った。

　ポステコグルー前監督体制のもとで成功を収めたセルティック。古橋が同クラブ加入直後から活躍したことにより、日本人選手の大量獲得が実現している。