ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルト所属の日本代表DF伊藤洋輝には、プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーやセリエA(イタリア1部)ナポリからの関心が報じられている。しかしドイツ国内では、ここに来て今夏残留の可能性が高いとの見方が広まっているようだ。
伊藤は2021年6月にジュビロ磐田からシュツットガルトへ移籍。海外挑戦1年目からレギュラーに定着すると、今季もセンターバックの主力選手としてブンデスリーガでほぼ全試合先発出場。2部3位ハンブルガーSVとのプレーオフでも2試合ともにスタメン出場し、シュツットガルトのブンデスリーガ残留に大きく貢献。今月20日開催のキリンチャレンジカップ2023ペルー戦では、代表初ゴールをあげている。
そんな伊藤については、セリエA(イタリア1部)優勝クラブのナポリがバイエルン・ミュンヘン移籍間近である韓国代表DFキム・ミンジェの後釜としてリストアップしたとイタリア国内で報じられている。
また英紙『グラスゴータイムズ』の報道によると、アンジェ・ポステコグルー監督を招へいしたトッテナムは、今季限りで退団したDFクレマン・ラングレの後釜として伊藤をリストアップしたという。
一方でドイツ紙『キッカー』は、伊藤とシュツットガルトの契約内容を特集。「彼の契約は予想よりも長い。2025年6月までではなく、2026年6月までだ」とし、「契約期間が1年長いことにより、シュツットガルト幹部は他クラブとの交渉でより余裕を持っている」と主張。
「シュツットガルトは移籍金収入に依存しているが、伊藤は決して売却候補ではない」と、他クラブによる同選手引き抜きが厳しいとの見通しを示している。
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