セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は今月26日、スコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦で2ゴールをマーク。チームの勝利とタイトル獲得に貢献した一方、PK判定を巡る場面での振る舞いが物議を醸している。
古橋亨梧は0-0で進んでいた前半に、裏のスペースへのスルーパスに反応。ゴールに迫ったものの、GKアラン・マクレガーとの接触によりペナルティエリアで転倒。セルティックサポーターが「PKだ」と反応する中、同選手は主審に対してマクレガーに接触していないことを申告。セルティックにPKが与えられることなく、試合再開となったのだ。
英紙『サン』は、このシーンについて「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)で確認してもいい場面だった」とリポート。タイトル獲得のかかった一戦であり、かつレンジャーズとのダービーマッチであるだけに「この日本人選手は、良い人になるのをやめた方がいい」、「彼がタックルを受けた後に『ごめんなさい』と言うのをやめてくれることを願う」といった現地サポーターによる否定的なコメントを紹介している。
なおこの一戦では、古橋亨梧の他にもMF旗手怜央とFW前田大然が先発出場。MF岩田智輝も後半途中からピッチに立つなど、日本人選手が躍動。2ゴールの古橋亨梧に対して、複数の現地メディアが最高評価を与えている。
一方、スタジアム外では両クラブのフーリガンが衝突。住宅街で乱闘が繰り広げられるなど、地元警察が出動する騒ぎとなっている。
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