Jリーグでの声出し応援が解禁された今、浦和レッズサポーターの迫力がコーチ陣に強烈なインパクトを与えている。浦和レッズのアシスタントコーチとしてマチェイ・スコルジャ監督を支えるボイチェフ・マコフスキ氏が、明治安田生命J1リーグ開幕節・FC東京戦で感じた日本サッカーの盛り上がりや浦和レッズサポーターに対する印象を語った。
マコフスキ氏は今月下旬ポーランドメディア『オーネット』のインタビューに応じた際、浦和レッズのホーム・埼玉スタジアムの規模の大きさについて「私が見た限りでは、日本全国で最も大きいスタジアムのひとつだと思う。クラブスタッフから聞いた話だと、どの試合でもスタジアムは最後の1席まで埋まり、63,000人を超えるファンが試合を観戦しているようだ」と語っている。
そのマコフスキ氏はスコルジャ監督とともに、今月18日のFC東京戦でピッチサイドから選手たちに指示を出していた。またJリーグの公式発表によると、この味の素スタジアムでの一戦には38000人ものファンが詰めかけていた。
同氏は開幕戦の感想を聞かれると、「あの試合では5万人収容のスタジアムに2万人(実際は38000人)もいたんだ。サポーター90分間ずっと旗を振りながら応援するし、(サポーターの姿に)とてもポジティブな驚きを覚えたよ。こんなに盛り上がるとは思っていなかったから、とても興味深かったんだ」
「アウェイゲームにもかかわらず、あれだけ大勢のサポーターに支えられた。ポーランドのリーグ戦だと、アウェイサポーターに解放される席数は全体の5~10%だからね」とポーランド1部リーグと比較。浦和レッズサポーターの後押しを実感したことを明かしている。
なお浦和レッズは埼玉スタジアムでの芝改修工事実施により、今年3月末までのホームゲーム3試合を浦和駒場スタジアムで戦う。5月6日には埼玉スタジアムでAFCチャンピオンズリーグ決勝・2ndレグが行われるだけに、埼玉スタジアムにおける浦和レッズサポーターの強烈な後押しが期待される。
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