セルティックはギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)を、浦和レッズへ完全移籍により放出することがほぼ確実とみられている。ギアクマキスの後釜候補には、清水エスパルス所属のU23日本代表FW鈴木唯人(21)やブラジル人FWチアゴ・サンタナ(29)が浮上。現地メディアはカタールW杯日本代表FW前田大然(25)と比較した上で、セルティックにチアゴ・サンタナ獲得を推奨している。
サンタナは2021年にポルトガル1部のCDサンタ・クララから清水エスパルスへ完全移籍。来日1年目からJ1リーグで13得点をマークすると、2022シーズンも絶対的ストライカーとして活躍。リーグ戦で14ゴールをあげてJリーグベストイレブンにも選出されている。
英メディア『フットボール・ファンキャスト』は「セルティック、チアゴ・サンタナ獲得で前田大然(の獲得劇)を再現?」と見出しをうち、サンタナを特集。
前田大然がセルティック加入後に公式戦50試合出場で15ゴールと10アシストを記録していることを紹介した上で「アンジェ・ポステコグルー監督にとって本当に賢明な獲得であったことが証明された」と、セルティックのJリーガー獲得戦略を高く評価している。
その上で「ポステコグルーはこの冬、Jリーグからもうひとりフォワードを獲得して前田大然の再現を狙っている」とした上で「今年12月に清水エスパルスとの契約が満了を迎えるチアゴ・サンタナは、セルティックで主役になる可能性が十分にある存在だ」
「サンタナは2022シーズンのJ1リーグで14ゴール6アシストをマーク。清水エスパルスでの通算成績は72試合出場で30ゴール9アシストと活躍している。前田大然は横浜F・マリノス在籍時に70試合出場で26ゴール5アシストだった。前田大然を上回る記録は、サンタナがスコットランドのサッカー界に大きな影響を与えることを示唆している」と、チアゴ・サンタナが前田大然以上の存在であると絶賛している。
なおセルティックは韓国1部・全北現代からカタールW杯韓国代表FWチョ・ギュソン(24)の獲得を狙っていたが、今月13日になって韓国紙『東亜日報』は同選手の今冬残留が確実と報じている。
清水エスパルスは今月15日の時点で、鈴木唯人やサンタナの去就について公式発表していない。両選手に対するセルティックの関心を『デイリーレコード』など複数メディアが報じる中、今後セルティックがどのような動きを見せるか注目が集まる。
コメントランキング