スペイン2部レガネス所属の日本代表MF柴崎岳(30)は、スペイン『EFE通信』のインタビューで来季の去就について言及した。
柴崎岳はテネリフェやヘタフェ、デポルティーボ・ラ・コルーニャとスペイン国内のクラブを渡り歩き、2020年9月からレガネスでプレー。今季はスペイン2部で全42試合中28試合に先発出場。日本代表戦との重複により数試合でメンバー外となる中、主力選手としての働きを見せていた。ただ、レガネスは13勝15分14敗、勝ち点54の獲得で12位に終わり、ラ・リーガ昇格を逃していた。
同選手は先月30日の最終節・アルメリア戦後、スペインメディアのインタビューに対応。チーム全体の総括を求められると「チームはラ・リーガ昇格を目指していましたし、最大目標だったんですけど、達成できなかったですね。この結果には満足していないですし、残念です。プレーオフ進出のための重要な試合に勝つことができなかったですね」とコメント。
また、今季多くの出場機会が得られたことについては「(メディ・ナフティとアシエル・ガリターノの)両監督のもとでかなり多くの時間プレーできました。良いプレーができたと思う一方で、もっとやれたのではという思いもありますね」と語っている。
一方でスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』の報道によると、レガネス経営陣が今季終了後に交代する可能性がある模様。柴崎岳は自身の去就について「(経営陣交代に関しては)何も聞いていないですね。サッカーの世界ではどのようなことでも起こり得ます。今はっきりしているのは、クラブとの契約をもう1年残していることですね」と白紙状態であることを明かした。
なお、柴崎岳は最終節・アルメリア戦を終えた後、日本代表の活動に合流。今月2日のキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦では出番がなかった。FIFAワールドカップ・カタール大会でのプレーを目指している中、この夏に他クラブからオファーが届くか気になるところだ。
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