明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖でプレーしていたナイジェリア人FWチコ・オフォエドゥ(29)は、トルコ国内クラブへ移籍することが濃厚となっているようだ。4日、トルコメディア『HABER1965』が伝えている。
同選手は2011年にナイジェリア国内のエヌグ・レンジャーズでプロキャリアをスタートすると、2012年にTFF1.リグ(トルコ2部)の1461トラブゾンへ移籍。2018年までトルコ国内の複数クラブを渡り歩き、2018年7月からイスラエル・プレミアリーグ(イスラエル1部)の強豪マッカビ・テルアビブに在籍。2度リーグタイトルを手に入れた後、2020年7月から無所属状態となっていたが昨年1月にサガン鳥栖へ加入していた。
しかし、オフォエドゥは昨季のJ1リーグでわずか1試合の出場にとどまり35試合でベンチ外となるなど、厳しい立場に置かれていた。また、サガン鳥栖は先月14日に2022シーズンの新体制を発表。選手メンバー一覧にオフォエドゥの名前は含まれていないほか、クラブも今月14日時点で同選手の去就に関する公式発表を行っていない。
『HABER1965』の報道によると、オフォエドゥ本人は今月4日までにトルコ入りしているとのこと。先週の時点でウムラニエスポルやエユプスポルなどTFF1.リグの複数クラブが移籍先候補として挙がっており、現在選手サイドとクラブ幹部による交渉が行われているものとみられる。また、トルコメディア『ajansspor』はTFF1.リグのトゥズラスポルがオフォエドゥと契約を結ぶことで合意に達したと報じている。
Jリーグの舞台でほとんど出場機会を得られなかったオフォエドゥ。サガン鳥栖との契約内容については報じられていないものの、慣れ親しんだトルコで再出発を図ることになりそうだ。
コメントランキング