CL 期待外れに終わった5クラブ
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ(GS)全日程が終わり最終順位が確定した。順当にベスト16進出決めた強豪クラブもいれば、がっかりな結果に終わったクラブも生まれた。今回は期待外れの結果に終わった5クラブをご紹介する。
ボルシア・ドルトムント
GS順位:3位
レアル・マドリード、トッテナム・ホットスパーが同居するグループHを戦うことになったドルトムント。格下であるアポエルとの試合で勝ち点3を獲得することが、GS突破に向けた絶対条件ではあったが2試合共に引き分けに終わっている。マドリード、トッテナムからは勝ち点1すら奪うことができず、最終順位はアポエルと同勝ち点の3位となりヨーロッパリーグを戦うことが決定した。ボス監督が実行した高いディフェンスラインの守備は最初こそ機能していたが、すぐに攻略されてしまい失点の目立つ試合が多かった。
アトレティコ・マドリード
GS順位:3位
アトレティコはドルトムントと同じ過ちを犯している。ローマ、チェルシーと同居するグループCで最も格下であるカラバフとの対戦で2試合ともに引き分けに終わった。ローマを2-0で下してからは調子を取り戻したが、時すでに遅しだった。2014年と2016年のCLファイナリストは姿を消した。シメオネ監督の千住やグリーズマンの不調、補強禁止処分などの影響もありヨーロッパリーグで結果が残せるかは疑問だ。
ナポリ
GS順位:3位
サッリ監督の元、ここ3年間欧州屈指のスペクタクルなサッカーを披露しているナポリ。魅力的なサッカーを展開していることは確かだが、結果に反映はされていない。サッリ監督が指揮を執った過去2シーズンで14試合CLを戦い、半分の7試合に敗北している。ヨーロッパリーグへ回ることが決定したナポリだが、戦力に余裕はなくこれ以上のケガ人は許されないだろう。
モナコ
GS順位:4位
ベシクタシュ、ライプツィヒ、ポルトが同居したグループGでモナコは全体的に失敗したといっていいだろう。昨年準決勝に進出したチームはGSで2分4敗と大差の4位に終わった。ムバッペ、メンディ、B・シルバ、バカヨコといった重要な選手の放出はチームを崩壊させた。
ベンフィカ
GS順位:4
マンチェスター・ユナイテッドと共にノックアウトラウンドに進むとみられていたが、終わってみればグループA最下位となったベンフィカ。GS全試合を通して1ゴールのみに終わり、全敗とポルトガルカップ戦王者にとって恥ずべき結果となった。
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