ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表MF三笘薫(24)は、8日に行われた練習試合で負傷した。ベルギー紙『Le Soir』が伝えている。
ユニオン・サン=ジロワーズはジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の中断期間を利用して、サークル・ブルッヘとの練習試合を実施。三笘薫はこの一戦で先発出場したものの、相手DFとのコンタクトプレーで足首に全体重をかけられて負傷したとのこと。また、同選手は病院へ直行しているが、現時点では負傷の程度は不明だという。
一方、鹿島アントラーズから期限付き移籍により加入した東京五輪U24日本代表DF町田浩樹(24)は2-1とユニオン・サン=ジロワーズの1点リードで迎えた後半キックオフから出場。75分にコーナーキックから追加点を奪うなど、早速新天地で結果を残している。
なお、三笘薫は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍すると、東京五輪男子サッカー競技に出場した後にブライトンへ完全移籍。ただ、イギリスで労働許可証が発行されないという事情もあり、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ1年レンタルにより加入している。
そして10月16日のジュピラー・プロ・リーグ第11節・セラン・ユナイテッド戦でハットトリックを達成すると、昨年12月以降はスタメンに定着。すでにリーグ戦で5ゴール3アシストをあげるなど、好調ぶりをアピールしていた。
ユニオン・サン=ジロワーズは中断期間明けの今月15日にセラン・ユナイテッドとの一戦に臨む。リーグ戦21試合を終えて首位を走る中、攻撃陣の主力である三笘薫を失うとなると、チーム全体にとって大きなマイナス材料となるだろう。
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