柏レイソルでプレーした過去をもつケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)は15日、FIFAワールドカップ・カタール大会アフリカ2次予選・グループリーグ最終節・ルワンダ戦で先制ゴールをマークし、勝利に大きく貢献した。
オルンガは前節のウガンダ戦につづき、ホーム開催のルワンダ戦でも先発出場。前半3分、左サイドからのクロスが相手DFに当たると、このディフレクションにファーサイドで味方選手がヘディングで折り返す。これに反応したオルンガは、右足のボレーで合わせると、このシュートが豪快にゴールネットを揺らしケニア代表に先制点をもたらす。
さらに同選手は11分にもペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放つものの、相手GKのファインセーブに阻まれる。しかし、ケニア代表は15分にMFリチャード・オダダ(20)がPKを決めて追加点を奪取。その後は66分に1点を返されたものの、ルワンダの追撃を振り切り、2-1で見事カタールW杯2次予選での初勝利を飾った。また、サガン鳥栖に所属するFWイスマエル・ドゥンガ(28)はベンチ入りしたものの、ウガンダ戦と同じく出番は訪れなかった。
なお、40か国が参加しているカタールW杯アフリカ2次予選では、グループ首位の10か国が最終予選に勝ち進む方式となっている。マリ、ウガンダ、ルワンダ、ケニアが同居するグループEでは、マリ代表が5勝1分と無敗で最終予選への進出を決めた一方、ケニア代表は1勝3分2敗と勝ち点6の獲得にとどまり2次予選での敗退が決まっている。
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