ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アーセナルからアトレティコへレンタルのウルグアイ代表MFにセリエA2クラブが興味

ルーカス・トレイラ  写真提供: Gettyimages

 アーセナルからアトレティコ・マドリードへレンタル加入しているウルグアイ代表MFルーカス・トレイラは、今冬のマーケット期間でセリエAに復帰するかもしれない。11日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 トレイラは2018年に開催されたワールドカップ・ロシア大会でウルグアイ代表をベスト8へと導くと、サンプドリアからアーセナルへの完全移籍を果たしていたが、今年10月にアトレティコ・マドリードへ1年間のレンタル移籍により加入。ただ、加入後は新型コロナウイルス感染による隔離もあり先発出場がわずか2試合にとどまっており、ディエゴ・シメオネ監督から信頼を得ることができていない。

 そのためアトレティコは今冬にも同選手をアーセナルへ返却する模様。ただ、アーセナルでもミケル・アルテタ監督の構想から外れているものとみられ、シーズン後半戦も他クラブへのレンタル移籍が既定路線となっているようだ。その中、イタリア国内の複数メディアは移籍先候補としてフィオレンティーナとトリノをあげており、本人もかつてサンプドリアでプレーしていたことありセリエA復帰を前向きに検討していると伝えている。スペインで出場機会が限られたトレイラだが、本来のパフォーマンスを取り戻すべくこの1月中に最良の決断を下すことだろう。